コンテンツへスキップ

カート

カートが空です

記事: なかなか治らない慢性疲労は副腎が原因かも!?ホルモンとの関係も解説

adrenal fatigue

なかなか治らない慢性疲労は副腎が原因かも!?ホルモンとの関係も解説

副腎疲労で横になっている女性のイメージ画像

 

副腎とは、腎臓の上にある三角の形をした小さな臓器です。



あまり知られていませんが、生命活動をする上でとても大切なホルモンを分泌しているところです。



副腎疲労が起きると慢性的な疲れがなかなか治らなかったり、ひどくなるとうつのような症状が出てきたりするので、日常生活に支障をきたしてしまいます。



しかし現代の医学と言われている西洋医学では、副腎疲労は実際に病気に至っていないため「未病」とされています。



副腎疲労が慢性的に続くことで大きな病気につながる原因にもなるので、日頃から副腎ケアをして副腎疲労を予防しておくことが大切です。



この記事では副腎疲労が起きることでの影響について学んで、自分自身で副腎ケアをするきっかけになってくれたらと思います。

 

「副腎」ってどんな臓器?

腎臓と副腎のイメージ画像

 

副腎は、上記の図のように腎臓の上に左右それぞれ位置しています。



三角の形をしていて、とても小さな臓器です。

 

 

副腎では、血圧・血糖・水分・塩分量などの体内バランスを、常に丁度いい一定の状態に保つために必要なホルモンを産生しています。

 

 副腎から分泌されるホルモンの説明図

 

体内での副腎の働きは次のようなものが挙げられます。



◆血圧を上げる

◆血糖を保つ

◆免疫を保つ

◆性ホルモンのサポート

◆体温の微調節

◆炎症を抑える



生きていく上で必要なホルモンを分泌していて、生命活動をする上でとても重要な臓器というのが分かりますね。

 

では副腎疲労が起きてしまう時、体内はどのような状態になっているのでしょうか。

 

副腎疲労って何?仕組みについて解説

副腎疲労が起きている女性のイメージ画像

 

副腎が疲弊すると体内に必要なホルモンが出にくくなり、ホルモンが欠乏してしまうことで様々な症状が起きてしまうことを副腎疲労と言います。



では、副腎疲労の仕組みを説明します。



精神的、身体的ストレスを感じるとそのストレスに対処するために、副腎がコルチゾールという抗ストレスホルモンを分泌します。



ストレスを慢性的に感じていると、副腎は休む暇なくずっと抗ストレスホルモンを分泌している状態になるので疲弊してしまいます。

 

 

疲弊した副腎は抗ストレスホルモンをスムーズに分泌できなくなってしまい、その結果ストレスに対処できず、なかなか疲れが取れない慢性疲労になったり、集中力の低下や体のだるさや気分が沈む、などの症状が出てきます。



ひどくなるとうつ症状などに発展することもあります。



これが副腎疲労が起きてしまう仕組みです。

 

副腎疲労が起きる仕組みの画像

 

あなたの副腎疲労度をチェック

表にチェックしているイメージ画像

 

副腎疲労の主な原因はストレスです。



副腎が疲弊してしまうストレスとして、例えば次のようなものが挙げられます。



◆仕事、人間関係

◆乱れた食生活・栄養バランス

◆ジャンクフードや加工食品の食べすぎ

◆怪我や病気

◆過度の労働

◆騒音、化学物質にさらされた環境

◆異常気象による極端な気温変化

◆社会的ストレス

◆睡眠不足



このようなストレスが過度になると、副腎から必要なホルモンが出にくくなってしまいます。

 

 

日頃から精神的・身体的なストレスが過度にならないように意識して過ごすことが大切ですね。



では、副腎疲労を起こしていないか簡単に次の表でチェックしてみましょう。

 

副腎疲労度チェック表

 

少しでも当てはまるものがある場合は、記事の最後に紹介する簡単な副腎ケアをぜひ試してみてください。

 

副腎疲労になることで起きやすくなる症状

腸と腸内細菌のイメージ画像

 

副腎疲労が原因で慢性疲労やうつ症状が出てきてしまうということを紹介しましたが、ほかにも副腎疲労によって起きやすくなる症状があります。



それは、腸の炎症が原因で起きる「リーキーガット」や「腸管カンジダ」です。



副腎から分泌されるコルチゾールという抗ストレスホルモンは、免疫を保つ働きや体内の炎症を抑制する働きもあります。



このホルモンが副腎疲労によって出にくくなってしまうため、腸の炎症の抑制ができなくなり、リーキーガットや腸管カンジダの原因になります。



腸が炎症することで、さらに炎症を抑制する働きがあるコルチゾールが必要になり、副腎はさらに疲弊してしまい悪循環が起きてしまいます。



では、このような状態にならないために、自分でできる簡単な副腎ケアを紹介します。

 

副腎をケアする方法

副腎にいい食事をしている女性のイメージ画像

 

副腎疲労予防対策として、日頃からホルモンの材料となる栄養素を摂取しておくことや、副腎が疲れてしまうような食事やライフスタイルを避けることが大切なポイントです。

 

【副腎ケアになる食事やライフスタイル】

 

①ビタミン・ミネラルを意識して摂取する

副腎疲労になっている人は、ビタミンやミネラルが不足していると言われています。



副腎疲労が起きると腸にも影響するので、効率的にビタミンやミネラルを吸収できなくなってしまいます。



副腎疲労の予防対策として、日頃から野菜や果物、海藻類などからビタミンやミネラルを補給しておきましょう。

 

②定期的にデトックス

体内で蓄積される重金属や有害物質は、副腎疲労の原因の一つとして挙げられます。



体内に入った有害物質は通常肝臓でデトックスされますが、現代人は肝臓機能が低下している人が多いと言われているので肝臓機能アップが期待できる食材を積極的に取り入れていきましょう。



◆濃い色の野菜や果物

◆きのこ類

◆卵や魚介類、大豆製品など良質なタンパク質

 

③質のいいオメガ3を摂取する

オメガ3はホルモンの材料になる栄養素で、うつの症状にも効果があると言われています。

 

 

オメガ3を豊富に含んでいる食材は、サバやアジなど青魚、あまに油やエゴマ油です。

副腎の負担を減らしてくれるので、積極的に摂取しておきましょう。



④副腎のサポートをしてくれるサプリを飲む

amane.のサプリメント「バイタリティ」に配合されているトンカットアリというハーブは、副腎疲労の緩和や副腎のサポートの役に立つことが期待できます。

 

バイタリティで副腎ケア



また、ビタミンCはコルチゾールの材料にもなるので副腎疲労に効果的と言われています。



自分の体に合うサプリメントを探してみましょう。

 

⑤リラックスできる時間を作る

抗ストレスホルモンのコルチゾールの分泌が過度にならないように、日頃からリラックスできる時間を作ることも大切です。

 

例えばヨガや瞑想、ストレッチなど自分に合うストレスケアを見つけて、副腎ケアにつなげましょう。

 

【副腎のために控えたほうがいい食事】

以下のような食事は副腎に負担になりやすいと言われています。



◆食品添加物

◆アルコール、カフェインの過剰摂取

◆白砂糖が多く入っているもの

◆ジャンクフード



これらの食事はできるだけ避けたほうがいいでしょう。

 

毎日パワフルに過ごすために副腎疲労を防ごう

健康的な女性のイメージ画像

 

今回は副腎という臓器の働きについてや副腎疲労について解説しました。

 

 

ホルモンの分泌がバランスよく正常に働くことで、生活習慣病を予防したり更年期障害やPMS(月経前症候群)の緩和など婦人科系の疾患の役に立つことも期待できます。



毎日副腎から必要なホルモンがスムーズに分泌できるように、日頃から副腎ケアを行い、より健康な体づくりにつなげていきましょう。



その他の記事

遺伝子組み換え食品のイメージ画像
genetically modified food

遺伝子組み換え食品って何?現状や問題点を詳しく解説

    遺伝子組み換え食品は、スーパーによく並んでいる身近な食べ物に使われていますが、食べ続...

もっと見る
生活習慣病の原因となる「慢性炎症」肥満とも大きく関連していた!?
chronic inflammation

生活習慣病の原因となる「慢性炎症」肥満とも大きく関連していた!?

  体内で炎症が起きると本来一過性のもので治ります。 一方、慢性炎症とは体内で小さな炎症がじ...

もっと見る